日間賀島のふぐ料理

日間賀島近海はふぐの好漁場

冬の贅沢といえば「ふぐ料理」。そんなふぐ料理を日間賀島ではお値打ちにお楽しみいただけます。その秘密は「本場」だからです。日本国内でも屈指の「天然とらふぐ」の漁獲量を誇っているいる愛知県。平成15年には、国内のとらふぐの漁獲量の約22%あたる154tを水揚げしました。さらに南知多町では、84tと県内の54%を占めたというデータが残っています。なぜ、こんなにとらふぐが獲れるのか?というと、伊勢湾口はとらふぐの産卵場のひとつで、海底にふ化したとらふぐの稚魚は伊勢湾内で過ごします。その後、成長したとらふぐは、黒潮を目指し、外海に出ます。近年の海流の変化に伴い、日間賀島近海の三河湾・伊勢湾・遠州灘は昔にも増して天然とらふぐの好漁場になっているのです。

100年以上の歴史がある「とらふぐ漁」

日間賀島のとらふぐ漁の歴史は100年以上といわれています。ふぐ漁の代表的な漁法が「延縄漁」。大切なふぐを傷つけないように一匹一匹釣りあげる漁法です。「幹縄」と呼ばれる長いロープに、等間隔に釣針が付いて針金同士を縄にくくり、つなげていきます。延縄漁の解禁は、10〜3月。深夜、漁港を出た漁船が、決められたポイントにつき、日の出を待って一斉に漁を始めます。延縄の長さは数㎞に及び、水深40m以上の海底まで仕掛けを沈め、しばらくした後に引き揚げ作業に入ります。ゆっくりと延縄を引き上げると、海の中から腹をパンパンに膨らませた「ふぐ」が海面に現れてきます。「至高の瞬間」。風波高い危険な海で漁師さんに満面の笑みがこぼれます。釣り上げられたふぐは、生簀の中で噛み合って傷がつかないように、鋭い歯を切り取ってから船底の生簀に泳がせます。

本場の底力!

以前は、名古屋を中心とした中京圏ではふぐを食べる文化がなかったため、水揚げされたふぐは、鳥羽を経出し、大阪・下関へ出荷されていました。地元食材に注目し、「ふぐ料理」で日間賀島を活気づけようと取り組みだして約20年。現在では、延縄漁をする漁師さんが約90名。ふぐの調理師免許を保有している料理人は約80名。総勢約170名が「とらふぐの本場!日間賀島!」を支えているのです。

豪快に楽しく食べる日間賀島流 とらふぐの食べ方

「てっさ」をお箸で一気にすくい上げてみてください!きっと満面の笑顔になってきます。「ふぐ」以外にも日間賀島はもともと、豊富な魚介類に恵まれた「海の幸の宝庫」です。ふぐ料理に加え、名物のタコの丸茹でや伊勢海老の活造りがつくコースもございます。ご利用の施設に旬の魚介類をお尋ねいただき、ふぐと一緒にお楽しみ下さい。

福多幸丸コース(ふくたこまるコース)

タコ丸茹でに伊勢海老のお造りも!本場ならではの味覚を贅沢に堪能できます。
福多幸丸コース

・日帰り(民宿)(旅館・ホテル)10,000円〜
・ご宿泊(民宿)13,000円〜 (旅館・ホテル)15,000円〜

スタンダードコース

日間賀島のふぐを楽しむ定番コース!
ふぐスタンダードコース
・日帰り(民宿)(旅館・ホテル)8,000円〜
・ご宿泊(民宿)11,000円〜 (旅館・ホテル)13,000円〜

※税別・サービス料込み
※写真の盛込料理は他人数盛りとなっております。
※宿泊ご利用の場合、休前日料金が施設により異なります。
※年末年始に一部除外日がございます。
※ふぐ組合加盟施設それぞれで、「焼きふぐ」や「白子料理」などがついたオリジナルコースの設定がございます。

とらふぐ三昧 10月〜3月末まで

旬のとらふぐを本場の日間賀島でお楽しみください!