漁業と観光の島です。
全域が三河湾国定公園に指定されています。
島は一周5.5km程で、西と東には定期便が発着する港があります。
三河湾に囲まれ、島の自然や人々の暮らしは豊かな海と深い関わりを持っており、温暖な気候や豊富な魚介類に恵まれた風光明媚な環境です。
タコとフグが名物で、「多幸(タコ)の島、福(フグ)の島」として親しまれています。
日間賀島ってどこにあるの?
日本の中央に位置し、名古屋から一番近い島です。
知多半島の先端(師崎)からわずか2km。高速船で10分のところにあります。
中部国際空港(セントレア)からのアクセスも抜群です。
名古屋からは約1時間で到着します。
観光客に大人気!
愛知県にある島の中で、いちばん小さい面積ながら、観光客数はナンバーワン!
絆が深くなる、気の置けないおもてなしの島として、年間なんと28.4万人(平成28年)もの観光客が訪れます。
校歌では『知多半島の東に浮かぶ、ゆめの島』と歌われ、日常を忘れる島時間をこころゆくまで楽しむことができます。
四季折々の旬の味覚
名物の一つ「タコ」は日間賀島のシンボル的な存在です。西と東の港には大きなタコのモニュメントが置かれるなど、多くの人たちに親しまれています。
もうひとつの名物「トラフグ」の漁期は10月から3月まで。日間賀島付近でとれたフグはその美味しさが評判となり、下関に運ばれているものもあります。
豊かな海の幸は、一年中、色々な味わい。いつ訪れても新鮮な魚介類を満喫できます。
春は 白ミル貝(波美貝)・たいらぎ(たいら貝)・大あさり・しゃこ、
夏は ハモ・うに・さざえ・穴子・車海老、
秋は 紅葉鯛(天然真鯛)・わたりがに・伊勢海老、
そして冬は トラフグが美味しい季節です。
タコは通年で楽しむことができます。
豊富なアクティビティ
夏には海水浴が楽しめるほか、春から秋にかけて開催される自然体験プログラムでは、イルカとのふれあい、タコのつかみ取り、漁船クルージング、干物づくり、底引き網漁などの漁業体験も用意されています。
また、1年を通してサイクリングや見どころ散策、パワースポット巡り、堤防釣りや船釣りも楽しめます。
近年では「癒やされる旅」「元気になる旅」の観光地としても人気で、海のリラクゼーションプログラム、低カロリーでミネラル豊富な健康料理、ドルフィン・アシステッド・セラピー(イルカとのふれあいを通して、体と心の健全育成を促進するヒーリング療法)などが経験できます。
夏期にはキッズアドベンチャーも人気です。シーカヤック・ウミネコウォッチング、ハンドクラフト、磯のミクロアドベンチャー、シュノーケリング、火おこし体験など、こころ通う冒険に挑戦できます。
日間賀島の歴史
日間賀島では古代の化石が多数発見され、縄文・弥生時代の遺跡、6~7世紀頃の古墳群が存在するなど、古い歴史を持つ島です。
縄文時代後期からの外洋型漁業が伝統的に受け継がれ、古墳時代には他の追従をゆるさないほどに発達した漁業技術を背景に、海人集団の文化が成立していました。
その証として、全国的にも群を抜いて多くの魚を朝廷に献上していたとされています。江戸時代には将軍家や尾張藩に献上する御用鯛を日間賀島の漁師が承っていました。
また、由緒ある寺院や、「知多四国八十八ケ所霊場めぐり」の札所(37番)があり、四季を通じて全国から多くの人が訪れます。
日間賀島データ
所在地 | 愛知県知多郡南知多町 |
面積 | 0.73k㎡ |
周囲 | 5.5km |
人口 | 1,939人 (男936・女1003) |
世帯数 | 622戸 |
漁獲量 | 約2,654.5トン |
漁船数 | 453隻 |
原付保有台数 | 767台 |
年間気温 | 16.8℃(南知多町) |
年間平均降水量 | 1,536mm(南知多町) |
さいじき【歳時記】
2月 | ふぐ祭り |
3月 | 下旬 ジョギング大会 |
5月 | 下旬 市民サイクルパラダイス in 日間賀島 |
7月 | 第2土曜日 ぎおん祭り |
8月 | 12日蛸祭り / 盆踊り |
9月 | 奉納相撲 |
10月 | てっさコンテスト |
ほうげん【方言】
おそげえ | 恐ろしい |
くすげる | 突きさす |
やうち | みんなで |
ももぐる | 群がる |
がいに | たくさん |
こんきい | 疲れた |
けっこい | きれい |
そいじゃ | それでは |
またの | またね |