心休まる旅。そして充電する旅。また行きたくなる日間賀島。
海の旨さを知っている
自然の厳しさを知っているからこそ、優しく。体に何が必要かを熟知している島人。自然の本当の旬の魚介類を食べ尽くしているからこそ、どう料理すれば旨いのか、体に良いのかも知り尽くしています。漁師からはじまった民宿や旅館には、伊勢湾と三河湾で水揚げされた多彩な魚介類と漁師ならではの料理が、今も受け継がれています。
健康を気にされる方々にもうれしい魚介類の料理は、もともとカロリーが少なく、ミネラル分が豊富です。左上の料理写真のコースでも一人前約800カロリーです。
四季折々の魚介類のお造りをはじめ、海水で茹でる、焼く、蒸すといった新鮮な素材の旨味をシンプルに引き出す豪快な料理が漁師料理です。
漁業を守り、海の恵みを大切に、ひとりでも多くの旅人にこの旨みを味わっていただきたいと、有名ブランドにもなった日間賀島のあさり、そのあさりを食べて育ったたこに続く味わいづくりを続けています。
春のあさり、夏の貝類・穴子、秋の渡り蟹・海老、冬のふぐ、産地の美味と漁師の心意気と料理人の想いが重なった日間賀島の郷土料理、女将さんの魚介の話を聞きながら心ゆくまで楽しんでください。
海に育まれた漁業の島
豊かな海 豊かな魚介類 「明日は沖へ行くぞ」
漁業技術は、他の追随を許さない優れたものでした。
その証として、全国的にも群を抜いて多くの魚を朝廷に貢上していたとされています。また、江戸時代、将軍家や尾張藩に献上する御用鯛は、日間賀島の漁師が承っていました。その漁場、伊勢湾は、入口が狭くて浅い波穏やな湾です。木曽三川の肥沃な大地の養分が汽水に運び込まれ、栄養豊かな海となり、魚介類は、食物連鎖を繰り返し、伊勢湾と知多半島・渥美半島に抱かれた三河湾で育っています。
年月を掛け、海の恵みを育んできた自然。共生するために、工夫された多様な漁法により、全国的にも有数の漁獲高のふぐ、はも等、豊富な魚介類が今も四季折々水揚げされています。試行錯誤を強いられながらも海と調和してきた日間賀島の漁師は、今も海と共に生きています。磯づくりなどの資源保護活動をはじめ、全国的にもいち早く、島として下水道施設を敷設して、海をきれいに守っています。日間賀島には変わらぬ里海・いのちのふる里の心根が脈々と受け継がれています。
自然とふれあう感動
ゆったりとした海岸には、自然と一体になって体感できる場所があります。ビーチにあるウッドデッキでぼぉ~っとするひとときは最高です。目の前に広がる海を眺めながら潮風を感じて、陽の下でリラックス。
う~ん、いい感じ・・・。
日間賀島は「海は生命の源」里海をテーマにした、心もからだも癒してくれる島です。海水の成分は羊水と同じで多くのミネラル分を含みマイナスイオンを発生させ潮風となって私たちを優しく包んでくれます。春・夏・秋・冬、季節のなかで朝・昼・夜と、どの時でも島で移りゆく自然と過ごす。これだけでも清々しいのですが、さらに楽しんでいただけるのは、ビーチに設置されたウッドデッキでぼぉ~っと遠くの海岸線を眺めたり、波打ち際を潮風を感じながら歩いたり、海の上でゆったり浮かんだり、砂浴をしたりして日頃の疲れをときほどいてみてはいかがですか。島はどこでも自然に包まれたリラックス空間です。
息を止め、目を閉じて一気に潜る無音の海のなかで、いつもと違う自分の鼓動が体から聞こえて来ます。鼓動にとまどい必死に足をバタバタさせ、驚いた表情で海面に浮かび上がってくる子供。
プッファ~!
陽の光、風、波、様々な表情をみせてくれる自然。波打ち際の岩場に動くカニや小魚。冒険心に夢中です。自然に体が動き、お腹から飛び出す楽しい会話。普段見ることのない生き生きとしたまなざし。日間賀島には、海を楽しむ自然な道具と専門のインストラクターがいます。また、海には危険がつきものですから、その危険にあわないようにライフセーバーが対処方法を教えてくれるプログラムがあります。他にも、島の漁師さんが教えてくれる漁業体験や魚のさばき方体験もあります。また、イルカセラピーでは主に自閉症を対象としたイルカ介在療法が行われています。海は、私たちの大切なところ。島人の心根がくれる海のプログラムを満喫して、あなたも海を大切にしてください。
- イルカとのふれあい
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サンセットビーチ(西浜海水浴場)で泳ぐイルカを見にきてください
期間/5月~7月<予定> - シュノーケリング
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呼吸法をマスターしたら海中水族館へ、レッツ・ゴー!
期間/7月~8月 - いかだ作り&遊び
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すぐには崩れない丸太のいかだは家族みんなの知恵の輪だ!
期間/7月~8月 - 磯のミクロアドベンチャー
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磯の生きもの達の世界を覗いてみよう。「箱めがね」を使った、「体験型タイドプール・ウォッチング」。
期間/7月~8月 - シーカヤック
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パドル操作を覚えたら、沖に向か って冒険スタート。自分達の力だ けが頼り。ウミネコを近距離観察。
期間/5月~8月 - たこのつかみ取り
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日間賀島でしか体験できないタコつかみ取り。吸い付く吸盤は誰もがはじめての体験です。(10名~)
期間/5月~10月 - 地引き網
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海水浴場の沖に仕掛けた網を海岸 に全員の力を合わせて引き込みます。 何が捕れるかはお楽しみ。(10名~)
期間/4月~10月 - 調理体験
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アジの干物作りに挑戦!出来上が った干物は後日郵送。 出来ばえは、帰った後のお楽しみ。
期間/4月~10月 - 漁業体験
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漁村での生活をとおして、自然に触れ、 漁師が先生の本格的漁業体験をします。 底引き網漁から民宿ホームステイまで。
期間/4月~10月
上記プログラムのお申し込み・お問い合わせ
日間賀観光協会/TEL:0569-68-2388
忘れていたくつろぎ
名古屋から一番近い島。日間賀島は知多半島の先端、師崎から高速船でわずか10分。波をかきわけ、揺られて船乗場に足を下ろすと、そこにはほのぼのとした島の時間が流れ出します。
潮風に背中を押されて、わくわくと島を散策すると、迷路のような細い坂道をくねくねと、迷い込んでしまいそうな道。行き交うバイクや島人の気さくな笑顔と、どこかで見た懐かしい風景に、暖かみを感じます。はしゃいでいた幼い子供の頃の目映い陽の光が映し出されてくるようす。
海岸沿いの道に長く延ばされた漁網、道端に咲く花、青い空に色々の形の雲、打ち寄せる波、潮風、反射する光、日向ぼっこをしている島の老人。
風に向かって体を休めるカモメ、空と海ににじむ夕陽、数々の星、月に照らされる波、などなど。ゆっくりと眺める久しぶりの時の流れに体をまかせ、ぼぉ~っと安らぎます。島が育んできた環境、自然・海・人情は、忘れかけてた大切な絆を蘇らせてくれます。
その大切なあたりまえを体感させてくれる島。これこそが、日間賀島スタイルのくつろぎです。料理、女将さんの魚介の話を聞きながら心ゆくまで楽しんでください。
日間賀島の一番の魅力は、育んできた自然環境とひとへの思いやり、そこから生まれる空気感なんです。
【協力機関】
あいち健康プラザ/アスペエルデの会/ファミリースポーツ/知多ソフィア・ ネットワーク/中京大学/名古屋鉄道/日本ドルフィンアシステッド協会/日本福祉大学 /日間賀島漁協/南知多ビーチランド/名鉄海上観光船